日本の代表的な観光地である京都は、街中どこにファインダーを向けても被写体に困らないというぐらい、数え切れない数の魅力的な撮影スポットがあります。
逆に多すぎて選びきれないという方もいらしゃるのではないでしょうか?
今回は遠方から京都に行く場合でも効率よく回れるよう、撮影スポットを厳選し、10選にまとめました。
平等院
平等院(びょうどういん)は、平安時代に創建された京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの仏教寺院です。
国宝の鳳凰堂は10円硬貨にも描かれている日本人にとって馴染みの深い建物です。
平成6年(1994年)にユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」の構成物件の一つとして登録され世界的にも有名です。
鳳凰堂
横長の建物とリフレクションを写す為に、広角レンズで撮影しました。
リフレクションを強調する為に、水面の露出を持ち上げて補正し、空は合成しました。
この時は少し風があり、リフレクションを撮影するベストコンディションとはいえませんでした。
リフレクションの撮影はなるべく風が無く、水面が鏡のように凪いでいる時がベストタイミングです。
アクセス
- JR西日本 奈良線宇治駅下車 東へ徒歩10分
【公式ページ】1052年、藤原頼通によって京都府宇治市に開かれた寺院で、鳳凰を屋上に戴く鳳凰堂(国宝)には仏師・定朝作の…
伏見稲荷大社
朱色の鳥居が立ち並ぶ千本鳥居で有名な伏見稲荷大社は、711年の創建以来、「お稲荷さん」の愛称で親しまれてきた日本の稲荷神社の総本社です。
その人気は初詣では近畿地方の社寺で最多、日本全体でも第4位の参拝者数を集めるほどです。
近年では、日本人のみならず外国人にも人気で世界最大の旅行口コミサイトである「トリップアドバイザー」がまとめた2014年の「外国人に人気の日本の観光スポット」調査で、堂々の1位に輝きました。
昼夜問わず魅力的な千本鳥居
伏見稲荷大社のハイライトは朱色の鳥居が幾重にも連なる千本鳥居です。人気スポットだけに、とても人が多いため写真を撮るのも大変で、千本鳥居の写真はいかに人の少ないタイミングで写真を撮れるかにかかっているといっても過言ではないぐらい、いつ訪れても混雑しています。
夜の鳥居は昼間とは違った魅力があります。
昼に比べて人が少ないので写真は撮りやすいのですが、三脚禁止なのでiso感度を上げて手持ちで取る必要があります。
稲荷山全体がご神体
伏見稲荷大社の本殿は山麓にありますが、稲荷山全体が神域とされています。標高は233mで山頂までは健康な人なら1時間〜2時間で辿り着くことが可能です。
アクセス
- JR奈良線 稲荷駅 (徒歩すぐ) - 京都駅からの所要時間は約5分、京阪の伏見稲荷駅より伏見稲荷大社に近く、アクセスが良好です。初詣期間を除き、快速列車は停車ません。
- 京阪電気鉄道京阪本線 伏見稲荷駅 (徒歩約5分)
1300年にわたって、人々の信仰を集め続ける「お稲荷さん」の総本宮 伏見稲荷大社の公式ホームページ…
八坂の塔(法観寺)
八坂の塔は北の八坂神社と南の清水寺の中間地点に位置しており、東山のランドマークになっています。
正式名称は法観寺といい境内は狭く、五重塔以外に目立った建物がありません。
創建は飛鳥時代とされていますが、現在の五重塔は、1440年に足利義教によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
上の写真のような、よく見かける構図は南側の二年坂方面の路地から撮影したものです。
昼間は混雑しているので、人通りの少ない早朝か、ライトアップされている夜間の撮影がおすすめです!
八坂の塔は内部の拝観も可能
あまり知られていませんが、八坂の塔は実は内部の拝観も可能です。
ただし、不定休の為、拝観可能かどうかはお寺に問い合わせが必要です。観光シーズン中の週末には拝観可能な場合が多いようです。
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