1月から3月の早春に咲く花といえば「梅」が一番に思い浮かべる人が多いでしょう。桜と対比されることも多いですが匂いが梅の方が感じやすいです。目と鼻で楽しめる早春の花ですね。
梅には早咲きと遅咲きの品種があり、梅林でも両方の種類が混じっていることもありますので、何を撮りたいのかを考えながらタイミングを見計らってください。
大倉山梅林
大倉山梅林は大倉山記念館がある大倉山公園の中にあります。毎年、梅の咲く季節になると「大倉山観梅会」が開催されます。特設ステージで、獅子舞や和太鼓などが披露されたり、高木学園女子高等学校茶道部による「野点」が行われたりして、梅を眺めながら楽しむことが出来ます。
大倉山梅林には早咲き、中咲き、遅咲きの梅が220本植えられています。
横浜市港北区港北観光協会のWEBサイト。写真コンテストや祭りなど催し物・イベント情報や港北の名産品のご紹介、各スポットの…
次の写真は2021年2月6日に撮影した大倉山梅林の全景です。早咲きの梅が咲いているだけで、中央の部分がさみしい感じです。
次の写真は2021年2月20日に撮影したものです。開花が進み遅咲きの梅も開花しています。
池の近くには紅白の枝垂れ梅が2本あります。そのうちの紅の枝垂れ梅です。
梅林には入ることが出来ますが、宴会等は自粛してくださいとのことです。
アクセス
- 東急東横線「大倉山駅」から徒歩7分
- 都内からは1時間程度
- 大倉山公園には駐車場はありません。
湯島天神(湯島天満宮)
湯島天神の御祭神は天之手力雄命と菅原道真公です。菅原道真公と梅の関係は、和歌で梅を詠っていたりしますが、最もドラマチックなのは「飛梅(とびうめ)伝説」でしょう。
菅原道真公が無実の罪で太宰府に左遷されたときに自宅の庭の梅が主を慕って太宰府まで飛んでいったという伝説があります。
そんな梅と関係が深い菅原道真公を祀っている湯島天神は梅が咲き誇っていました。
本殿の裏側にも見事に咲いていました。絵馬を入れて撮影しました。
女坂の階段の下からは石垣をバックにしていますので都会の中とは思えない風景が撮れます。
「努力」は王貞治氏の座右の銘だそうです。
アクセス
- 東京メトロ千代田線 湯島駅 徒歩2分
- 東京メトロ銀座線 上野広小路駅 徒歩5分
- 東京メトロ丸の内線 本郷3丁目駅 徒歩10分
- JR山手線・京浜東北線 御徒町 駅 徒歩8分
- 都営地下鉄大江戸線 上野御徒町駅 徒歩5分
- 首都高速 上野線「上野」より約1.4km(3分)