ミモザとは
「ミモザ」はフサアカシアやギンヨウアカシアなどの黄色い房状の花をつける植物の総称です。開花時期は3月頃と言われていますが、2021年は例年より早かったようで、2月下旬から開花し3月上旬には見頃になっていたようです。
3月8日は1904年3月8日にアメリカの女性が参政権を求めてデモを行ったことにちなんで国連が制定した「国際女性デー」です。同じ日をイタリアでは「ミモザの日」と呼ばれていて、ミモザは「国際女性デー」のシンボルにもイタリアではなっていて男性が女性にミモザの花を贈る習慣があるようです。
日本でも3月8日にミモザを女性に贈る男性が増えてきているそうです。
以上のように、最近、注目を集めてきているミモザが都内近郊で楽しめるスポットをご紹介します。
藏前神社
都内でミモザの有名な場所というと「蔵前神社」になるでしょう。
蔵前神社は1693年に徳川綱吉が創建した神社です。江戸通りから一本裏通りにある神社で比較的小さな神社ですが、明治維新当時は今の敷地の3倍程度あったそうです。それが、明治政府による土地の没収や区画整理などで現在の敷地になったそうです。
そのこじんまりとした敷地にミモザと早咲きの蔵前桜が贅沢な感じで咲いていました。タイミングさえ合わせられれば両方のピークを一緒に撮影することが可能です。
早咲きの桜なので散り始めていて、地面は桜の花びらで敷き詰められた状態でした。
また、「元犬」という落語の舞台にもなっています。「古典落語ゆかりの神社」という木札が立てられていますので、ぜひ確認してみてください。
アクセス
- 都営大江戸線・都営浅草線 蔵前駅下車 徒歩約4分
- 東京メトロ銀座線 田原町駅下車 徒歩約13分
- 駐車場はありません
木場公園
地名にあるように材木関連の施設が多かった場所でしたが、新木場へ貯木場が移転したのをきっかけに、江東区の防災都市計画の一環として作られたのが木場公園です。
木場公園のミモザは木場ミドリアムから入口広場・イベント池に向かう途中にあります。木場ミドリアムの裏手にあると考えた方がいいかと思います。
かなり広い公園ですので、散歩がてらに探すというつもりだと見つからない確率は高いですので、木場ミドリアム周辺に絞って探すのが近道です。
「木場公園大橋」の向こう側にはスカイツリーが見えますので撮影ポイントといえます。
アクセス
- 東京メトロ東西線「木場」下車 徒歩5分
- 東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線「清澄白河」下車 徒歩15分
- 地下鉄新宿線「菊川」下車 徒歩15分
- 首都高速9号深川線 木場出口より約0.8km(5分)