札幌周辺の紅葉定番スポット「定山渓」
札幌市南区の定山渓(じょうざんけい)は道内でも有数の温泉街として有名ですが、紅葉の名所としても大変人気がありシーズンになると観光客で賑わいます。
定山渓に限らず紅葉の満開の見頃はとても短い為に撮影のタイミングがなかなか難しいものですが、ここ定山渓は札幌市内から約40分とかなり短時間でアクセス出来る事から撮影、観光スポットとしてとてもおすすめです。
二見吊橋と紅葉のコラボレーション
定山渓の紅葉と言えば、豊平川にかかる真っ赤な吊り橋、「二見吊橋」と紅葉のコラボが有名です。二見吊橋は後で紹介する公共駐車場に車を止めて15分程でアクセス出来るのですが、まずは道中にある月見橋から175mmの望遠で遠くから切り取ってみました。望遠の圧縮効果によって遠くの山に映える紅葉を引き寄せたような写真が撮れたと思います。
今回は綺麗な紅葉と壮大な山と二見橋を全て収めたかったので縦構図での撮影にしました。橋の中央よりも、隅の方(まんじゅうで有名な大黒屋商店さん寄り)のポイントで撮るとちょうど二見吊橋をファインダーに収める事が出来ると思います。
二見吊橋までは歩いてアクセス出来る
温泉街を歩き二見公園を抜け散策路を進むとかっぱ淵と二見吊橋に到着します。知名度が高いスポットのためか平日にも関わらず人が多かったので、誰もいない一瞬を待ってシャッターを切りました。
二見吊橋から先の散策路は少し長く険しいですが、二見吊橋までならスニーカーでも気軽にアクセス出来る距離感でした。
そのかっぱ伝説の発祥となったかっぱ淵はこの二見吊橋から覗き込むことが出来ます。
また、川岸から二見吊橋を見上げる角度で撮影することも出来ます。今回はかっぱ淵の反対側から撮影しましたが、川の水量を観測するための柱(人工物)がちょうど邪魔な所に立っているので写真に写らないように気を付けました。
二見吊橋のライトアップとプロジェクションマッピング
二見公園、二見吊橋では7~10月末頃まで夜間ライトアップがされています。二見吊橋だけではなくそこへ向かう公園内の歩道もライトアップ、プロジェクションマッピングで彩らているので、フォトジェニックな写真を撮ることが出来ます。
二見吊橋とかっぱ淵は人も多くライトアップもギラギラと明るすぎて写真が撮りにくかったので、そこに向かう道中の電球のライトアップを使って何枚か写真を撮ってみました。今回はかなり暗い環境での撮影だったため、F値開放でISOを12800まで上げてみました。焦点距離16mmに対してシャッタースピードは1/8まで攻めて撮影してみました。
定山渓は札幌市街よりもかなり冷え込みが激しいため、撮影が終わった後は近くにある無料の足湯で暖まるといいでしょう。(ライトアップ、足湯共に夜の9時で終わります)
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