ラベンダー畑を始めとする観光スポットが密集しており、四季を通して観光が楽しめる富良野、美瑛エリア。北海道らしい原風景が広がる事、ウインターシーズンもアクティビティを楽しめる点がニセコと共通しており、近年は海外からも注目が高まりつつあるエリアです。
観光名所が数多くある富良野、美瑛エリアですが、その中でも美瑛の「青い池」の名前を聞いた事がある人は多いのではないでしょうか。元々はかなりマイナーなスポットだったのですが、アップルの壁紙に採用されたことなどから数年前から人気が急上昇しているスポットです。
今回はその青い池と近くにある白ひげの滝で紅葉を絡めた撮影に成功したのでご紹介していきたいと思います。
青い池と紅葉
どちらかと言うと夏季シーズンのイメージが強い青い池ですが、秋シーズンになると紅葉と青い池の相対的なコラボレーションを楽しむことも出来ます。まずは青い池の中央で立ち枯れたカラマツとその奥に映える紅葉とセットで写真に収めてみました。
青い池は季節やその日の天候によって水面の青さが微妙に変わるのですが、季節的な影響もあってかこの日はややエメラルドグリーンのような色合いでした。粘って撮影していると時間の経過と共に水面の色が変化していくのも面白いポイントです。
撮影時期とおススメの時間帯
美瑛付近の紅葉は、通年10月の中旬頃が見頃とのことです。私もネットの紅葉情報などを頼りに令和2年の10月21日に撮影に向いましたが、青い池やその道中の紅葉ともに満開の状態を観る事が出来ました。
しかしCOVID-19対策で混雑を避けて平日に行ったにも関わらず、GOTOトラベルの影響なのか土日に匹敵する混み具合だったのを覚えています。
夏の青い池
今年の夏に撮影した青い池の写真がこちらです。この日は晴天も味方し見事なコバルトブルーの青い池を拝めることが出来ました。
夏季シーズンの青い池の写真はSNSやネット上で見る機会も多いかと思いますが、肉眼で見ても嘘のように青いので初めてこの池を見る方は驚くと思います。
その成分は後で紹介する白ひげの滝からもたらされているそうです。
青い池の冬のライトアップ
青い池では数年前から冬期間の夜間ライトアップを行っています。青い池自体は降り積もった雪によって観る事が出来ませんが、白銀の世界に閉ざされた青い池とライトアップのコラボでこの時期しか見られない幻想的な世界を見る事が出来るでしょう。
実は私はまだ冬のライトアップは見た事がないのですが、今シーズン撮影に行けたら記事に追加したいと思います。
2020年4月から駐車場が整備された。
青い池は人気が高まった事で、駐車場に入るまでに長い車の列が出来る事が一般的でした。しかし近年になって大々的に駐車場が整備されたことで渋滞が大分緩和されたように思います。それに伴い以前は無料だった駐車場料金が2020年4月から有料となりました。料金は以下の通りです。
- 普通車(軽自動車含む):1回500円
- 二輪自動車:1回100円
- バス:1回1000~2000円
有料とはなりましたが足場が悪く土埃の舞う砂利道だったのが舗装となり、駐車スペースも大幅に増えたのでとても快適になりました。
場所とアクセス
札幌市街から青い池までは、およそ150kmほどでアクセスする事が出来ます。高速道路を利用した場合、2時間半程でアクセス出来ますが、この富良野、美瑛は青い池や白ひげの滝以外にも見どころがかなり多いので、1日で回り切るのは難しいと思います。
旭川を含め富良野、美瑛のホテル等はニセコなどに比べると内容の割りにリーズナブルな所が多い印象なので、道外からの観光であれば1~2泊でじっくり日程を取るのがおススメです。
また、三笠→桂沢湖方面→美瑛へ抜けて走るコースだと紅葉が絶え間なく続き、移動しながら紅葉を楽しむことが出来るのでおススメです。下の写真は移動中に何気なく撮った一枚です。
道の駅「白金ビルケ」
近場にあった白金ビルケの森インフォメーションセンターもリニューアルされ、名前が道の駅びえい「白金ビルケ」となりました。
アウトドアメーカーであるノースフェイスの衣類を扱っているコーナーがあったり、食べログでも点数の高いハンバーガーショップなどが入っており近代的な施設になりましたが、近くに他の飲食店が少ない事もあってか平日にも関わらず少し混んでいました。
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