奥日光 戦場ヶ原の新緑

観光で奥日光にやってきたら必ず立ち寄りたい!旅の満足度を上げる魅力的な撮影スポットを紹介

奥日光と夕陽
CANON 60D 1/60s 20mm f/5.0 ISO100

奥日光は標高1400m~1500mあり、春は新緑のシーズン、夏の避暑地、秋は紅葉、冬はスキーとして人気があります。東京方面からも高速で2時間程度で手軽にいけるのも人気のスポットになっているのではないでしょうか。

奥日光にはビジターセンターがあり観光案内をしてくれたり、近くには登山ができる白根山もあります。2500m級の山なので夏でもそう相応の登山装備をしていれば手軽に登山を楽しめます。

また奥日光の戦場ヶ原と小田代ヶ原は写真撮影のスポットとして有名で、どの季節でもシャッターチャンスが待ちかまえています。そんな自然あふれる奥日光の戦場ヶ原と小田代ヶ原を今回紹介していきます。

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戦場ヶ原

戦場ヶ原は標高1400mあり、夏の夜は快適に涼しく過ごせます。夏に訪れる際はキャンプ場に泊るのがオススメです。冬はスキー場として使われいる場所ですが、スキーシーズンオフの時はキャンプ場として奥日光ビジターセンターで受け付けを行っています。

キャンプ場では木陰になるところにテントを張ると、日中でも快適に過ごすことができます。空気の澄んでいる春や秋には道の駅で車中泊をしてみるのも良いでしょう。この季節は星空写真を撮るので夜にガサガサと音を気兼ねなく立ててもいいように気を配っての車中泊になります。

ャンプ場には炊事場があり、夏でもとても冷たい水が出てきます。トイレはキャンプ場専用ではないのですが少し歩いたところにあります。

冬場は路面凍結することもあるので冬用タイヤやチェーンを持っていない方4月~11月頃に行くのがおすすめ。
奥日光 戦場ヶ原の新緑
CANON 60D 1/40s 20mm f/5.6 ISO320

このスポットは赤沼茶屋を歩いて5分~10分ほどのところにあります。朝日が差し込んできたときの光を撮影することができました。

この時は夜明けから随分時間が経ってしまっていたので、元の写真は緑が強調されていませんでした。被写体が新緑だったのでホワイトバランスのグリーンを強調して撮影するのも良し、あとから加工してもいいと思います。また、加工はトーンカーブのグリーンと色彩を加工しました。

奥日光 戦場ヶ原大展望台付近の星空写真
CANON 60D 11s 20mm f/2.0 ISO3200

戦場ヶ原大展望台付近で撮影した星空写真です。このときは紅葉シーズンだったのですが夜は駐車場がかなり空いていました。ですので自然の奏でる音を聞きながら撮影することができました。

星空写真の撮影時はホワイトバランスは電球か色温度2500~4500Kで撮影します。その時々自分の満足する色になる設定をします。上記の写真撮影時の色温度は2500Kです。上記の写真に用いられてるレンズは20mmなのですが、これはオリオン座を撮影するのにちょうどいい大きさになるようなレンズです。

APS-Cサイズのカメラにおける焦点距離20mmは、約10s前後のシャッタースピードでも星が流れず、点でしっかりと撮影できます。さらに広角レンズ(例えば15mm)だと、被写体が小さく写るのでシャッタースピードをのばすことができます。

星空撮影時、気を付けないといけないのがノイズなのですがシャッタースピードをのばすと温度ノイズが生じます。ノイズはノイズリダクションで除去できます。ノイズリダクションの時間がもったいないのであれば、レンズキャップをしてダーク減算用に数枚撮影し加工ソフトでノイズを低減することができます。ちなみに上記の写真は加工なしの写真になっています。

奥日光 戦場ヶ原の星空写真 プレアデス星団と枯れ木
CANON 60D 11s 20mm f/2.0 ISO3200

プレアデス星団と枯れ木を撮影したものです。標高1400mの秋だけあって、肉眼でも星団がくっきりとみることができました。

プレアデス星団はおうし座の近くに見える星団で別名スバルとも呼ばれる。

戦場ヶ原は遊歩道が整備されているので、昼間は人が多いので場所を独占できるようなところは限られるのですが、星空写真の際は歩いている人は同じく星空写真の撮影している人なので場所は選びたい放題です。昼間のうちに被写体を見るけるために遊歩道を散策して場所選びすることをおすすめします。

遊歩道は台風や豪雨で通行禁止になったり、回り道をしないといけない箇所もあったりします。ですので昼間にビジターセンターか自分の足で歩いて事前確認するのが賢明です。

奥日光 戦場ヶ原 木木の隙間からオリオン座を撮影
CANON 60D 11s 20mm f/2.0 ISO3200

木木の隙間からオリオン座を撮影しました。オリオン座は冬を代表する星座です。一等星のベテルギウスとリゲルが輝きをはなっていることから明るい場所でもみることができます。

そのベテルギウスなのですが明るさが変わってきており超新星爆発を起こすのではないかとささやかれています。ベテルギウスまでの距離は約500光年であり、超新星爆発したとしても残念ながら私たちはその様子を肉眼で見ることはできません。

余談になりますが、オリオン座にはオリオン星雲という星雲が見ることができます。観測条件が良ければ市街地でも淡いピンク色した星雲が見れます。この星雲を写真で取ろうとしても淡いピンク色は写ってくれません。赤外フィルターを除去する改造するか、専用のカメラで撮影すると写すことができます。その際は赤道義を用いて数分間の撮影で炙り出していきます。CANON60Dには天体撮影用に改良された60Daが発売しているので、淡いピンクから赤系の撮影ができます。年々進化しているカメラはすごいです。

アクセス

駐車場

戦場ヶ原の駐車場には赤沼茶屋と三本松駐車場があります。写真撮影するスポットにもよるのですが、赤沼茶屋駐車場の方が後に紹介する小田代ヶ原も近いのと戦場ヶ原へも行けることから、赤沼茶屋駐車場をおすすめします。また、三本松駐車場の方が広く売店も多くにぎわっているので流星群や紅葉の時期にはとても混雑します。トイレもあるので、安心です。

  • 車にて日光宇都宮自動車道 清滝IC下車 国道120号経由約43分
撮影スポット

  • 徒歩にて赤沼茶屋より大展望台まで徒歩20分
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