東北地方の南西部に位置する山形県は、蔵王、鳥海山、出羽三山などの名峰や、芭蕉の句で有名な山寺等、豊かな自然に恵まれています。
また、米・そば・米沢牛・さくらんぼ・ラ・フランスなどの栽培も盛んで、美味しい食べ物にも恵まれています。
今回は山形県の撮影スポットを厳選し、3箇所ご紹介いたします。
銀山温泉
山形県の銀山温泉は、大正ロマンを感じるノスタルジックな旅館が建ち並ぶ、撮影心をかき立てる温泉街です。
NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台となったことで全国的に有名になり、宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」のモデルの一つともいわれています。
銀山温泉の起源は、江戸時代初期にこの地で栄えた「延沢銀山」です。銀山で働いていた鉱夫が、銀山川の中に温泉が沸いていたのを発見したことによります。銀山が閉山してから今日までは、湯治湯として賑わっています。
撮影のオススメの時間帯ははなんといっても夜
銀山温泉の撮影のオススメの時間帯は、ガス灯に灯がともる夕方以降です。
ガス灯のノスタルジックな明かりとレトロな建物が大正ロマンをかき立てます。
アクセス
山寺
山寺は、正式名称を宝珠山立石寺といい、貞観2年(860年)清和天皇の勅願のよって慈覚大師により開山されました。
松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という句を詠んだ場所としても知られ、山寺のその名の通り、本当に山の上の切り立った崖沿いに境内が開かれています。
離れた場所から見る山寺は、まるで中国の水墨画にでも登場しそうな佇まいをしています。
山門から奥の院までは約800段の石段の道
山門から山の上の奥の院までの所要時間は40〜60分程度。約800段の急な石段の道が続きますので、こまめな水分補給と適度な休憩を心がけましょう。
立石寺の山門。ここから先は拝観料(大人300円,中学生200円、小学生以下100円)が必要です。
五大堂からの絶景
山内で最も古い建物である五大堂からは麓の街から遠くの山々まで見渡すことができる絶景が広がっています。
雪景色も美しいので一見の価値ありです。
アクセス
JR仙山線 山寺駅より徒歩5分
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