Pixel5とiPhone12 Pro

「iPhone 12 Pro」と「Pixel 5」のカメラ性能を徹底比較【撮影レビュー】

スポンサードリンク

カメラのズーム機能比較

スマホのカメラは基本的にデジタルズームという機能により、画角をズームすることができます。

「iPhone 12 Pro」では35mm判換算で約26mm相当のレンズから最大10倍拡大することができます。

「Pixel 5」では35mm判換算で約27mm相当のレンズから最大7倍拡大することができます。なので「Pixel 5」の最大ズームは、「iPhone 12 Pro」の約6.74倍ズームとほぼ一緒になる計算になります。

デジタルズームは単純に写真を拡大しているのではなく、ソフトウェアによる独自のアルゴリズムにより実現されています。「Pixel 5」を開発しているGoogleは「基本は連写からの合成であるが、手ブレもあえて利用している」と言っています。「iPhone 12 Pro」では「異なるズームレベルで、複数のフレームを組み合わせることで実現している」と言われていますが、こちらも複数枚の写真を合成して高画質化しているのでしょう。

なので、どのスマホにおいてもデジタルズームの恩恵を最大限受けるには、後からトリミングするのではダメで、撮影時にズームする必要があるので注意しましょう。

カメラの起動方法比較

カメラの起動方法はアプリアイコンをタップする以外にも存在します。

「iPhone 12 Pro」は右上から下にスワイプすることでコントロールセンターが表示できるのですが、そこにカメラを起動できるショートカットがデフォルトで存在します。

iPhone 12 Pro コントロールセンター
「iPhone 12 Pro」のコントロールセンター

またロック画面の右下にあるカメラアイコンを長押しすることで起動することができます。スマホを自分の顔に傾けることでロック画面が表示されるので実質ワンタップでカメラを起動することができます。

iPhone 12 Pro ロック画面
「iPhone 12 Pro」のロック画面

「Pixel 5」は電源ボタンをダブルクリックすることでカメラを呼び出せます。この操作でどの画面からでもカメラを手軽に呼び出せるため便利です。

「iPhone 12 Pro」の電源ボタンダブルタップはWalletが起動するようになっている。

より手軽にカメラを呼び出せるのは、個人的には「Pixel 5」の方が簡単に思えます。

カメラのピント合わせ比較

スマートフォンのカメラによるピント合わせは基本的に画面タップすることでそこにピントが合わさります。ですがオートフォーカスの機能で、カメラの近くにある物にピントを合わせるようになっています。

ピント合わせのスムーズさは「Pixel 5」より「iPhone 12 Pro」の方が早いように感じます。

カメラの手ブレ補正比較

「iPhone 12 Pro」と「Pixel 5」共に、光学式手ブレ補正に対応しています。

光学式手ブレ補正は、手ブレに応じてレンズを動かしてセンサーに当たる光軸を調整。
「Pixel 5」の動画撮影には「標準」、「ロック」、「アクティブ」、「シネマティック撮影」と、4種類の手ブレ補正モードが存在しています。公式いわく「映画のワンシーンのようなムービーを撮影できる」と謳っています。
標準は動きが小さい場合に使用するモード、ロックの手ブレ補正モードは遠くを撮る場合に有効なモード、アクティブは動きが大きい場合に有効なモード、シネマティック撮影はスムーズなパン撮影の場合に有効なモードになっています。なおシマティック撮影では、強力な手ぶれ補正に加えて、速度50%かつミュート状態の動画が撮影できます。
パン撮影はカメラ操作技術の1つで、カメラの撮影方向を水平(左右)に動かすこと。
スポンサードリンク

スマートフォンのバッテリー容量比較

スマホのバッテリー容量も大事な比較対象の一つです。「iPhone 12 Pro」のバッテリー容量は2,815mAhに対し、「Pixel 5」はバッテリーの容量が4,080mAhです。

容量自体は「Pixel 5」の方が大きいですが、Web検索などのブラウジング可能時間に関しては、そこまで差が出ていないという結果も出ています。

PhoneArena

Mobile gamers may be particularly disappointed with the iPho…

なので、使うソフトウェアによって消費電力の差が現れてきます。今回の焦点はビデオ撮影がどのくらいの時間が可能なのかですが、まだ手元で検証できていないため今度テストし追記していきます。

スポンサードリンク
Pixel5とiPhone12 Pro
最新情報をチェックしよう!